成約率を上げるサイト作成方法を、Evernoteのリニューアルプレゼンから学ぶ
成約率を上げるサイト作成方法を、Evernoteのリニューアルプレゼンから学ぶ
情報をクラウドで保存するときに便利なEvernoteですが、
最近MAC版のデザインがリニューアルされたようです。
そのリニューアルまでの過程が公式ブログで紹介されています。
http://blog.evernote.com/jp/2013/06/12/13767
勉強になる点が多かったので、アフィリエイトに当てはめて考えてみたいと思います。
目標設定
[quote align=”center” color=”#999999″]最初のステップとして目標や夢を設定するべきと述べています。
目標とは、プロダクトをどのように改善するのかという「ゴール」です。[/quote]
これをアフィリエイトのウェブサイト(ブログも含む)に当てはめてみると、
目標は紹介している商品の「成約」ということになります。
目標が明確だと、文章の書き方や構成を良いものにすることができます。
コピペ記事は論外ですが、適当にリライトした記事は心に響きません。
私が良く失敗してしまうのは、商品の「紹介記事」になってしまうということです。
公式サイトにある情報と同じものでは、ユーザーの購買意欲をかきたてることはできないのではないでしょうか。
ユーザーが知りたい情報、「その商品で自分の生活がどう変わるか」を知ってもらえるような記事にすることが大切です。
コンセプト
[quote align=”center” color=”#999999″]次のステップではリニューアルのコンセプトを決定します。[/quote]
コンセプト、つまりサイト全体を貫く概念を確認します。
アフィリエイトサイトのコンセプトであれば、掲載する広告の内容と同じになることがほとんどです。
トレンドサイトのように、様々なテーマを扱う時もありますが、
広告が決まっている場合はコンセプトを絞り込んだほうが良いと感じています。
デザイン
[quote align=”center” color=”#999999″]ここでデザインを作っていくわけですが、注意すべきはこのステップでは”ノー”と言うのを恐れないことです。
デザインに関しては、そのデザインが良いか悪いかということに、いちいち理由を言う人は少なく、「好きか嫌いか」で片付けられてしまうことがほとんどです。
「気に入らない」ということをはっきり言うことも重要ですし、批判を受ける立場の人もそうした意見に対して素直に「OK」と応えるべきなのです。[/quote]
私も気をつけているのですが、
「自分の好きなデザイン」ではなく「ユーザーが好むデザイン」にすることが大切です。
また、ヘッダー画像を慎重に吟味する必要もあるでしょう。
サイトに訪れたユーザーが最初に目にする範囲(ファーストビュー)内で、何のサイトなのか伝える必要があります。
扱う商品が決まっていれば、その商品の画像を使うこともできます。
ターゲットが決まっていれば、ぞのターゲットの心に訴える画像にします。
例えば、女性向けのサイトであれば赤ちゃん画像などで母性を刺激し、サイトに対する共感を持ってもらうことができるでしょう。
ローンチと反復
[quote align=”center” color=”#999999″]ローンチした後も終わるわけではありません。
これまでに紹介したステップをさかのぼって、コンセプト、デザインとイテレート(繰り返し)していくのです。[/quote]
サイトを公開(ローンチ)して終わりではありません。
貴重なアクセスをいかに成約につなげていくか、何度も試していく必要があります。
時間を置いてから、自分のサイトを見なおしてみると良いかもしれません。
第一印象はどうか?
申し込みボタンはファーストビュー内にあるか?
ファーストビューで、どんな内容のサイトか端的に認識できるか?
このような点をくり返し、サイトを修正することによって成約率を高めることができるでしょう。
まとめ
今回はEvernoteプレゼンと共通する、サイトを育てる過程をご紹介しました。
幾つかポイントがありますが、一番大切なのは「サイトを愛する」ことかもしれません。
気に入ったサイトであれば、サイトの世話も続けていくことができます。
手塩にかけたサイトは必ず大きな売上をもたらしてくれるでしょう。