Yahoo!アクセス解析を使ってみた。データ解析のポイント
Yahoo!アクセス解析を使ってみた。データ解析のポイント
ベータ版が終了してから、再び復活したYahoo!アクセス解析。
今回使ってみたら、意外に良さそうだったのでそのご紹介です。
Yahoo!アクセス解析とは
・無料で使えます。
ただし、Yahoo!プロモーション広告に無料登録する必要あり。
PPCのツールの1つという位置づけのようです。
・リアルタイム解析
現在アクセスしている端末や、ユーザー環境が丸見え!
・スマホやソーシャルに強い
スマホOSのバージョンや、画面サイズが分かります。
アプリに仕込めば、ユーザーの利便性を上げるためのデータ取りができそうです。
・組織の分析
政府機関・学校などどんな組織からアクセスがあるか分かります。
その他詳細な分析が可能です。
こんな解析ができます
・リアルタイム足跡
現在のアクセス状況を確認できます。
アフィリサイトなら、端末の環境を分析して最適な広告サイズを予想できそうです。
・ページビュー・入口ページ
ページビューでは、サイト内のどのページにアクセスが集まっているか分かります。
アフィリサイトであれば、広告の見直しに役立ちそうです。
入口ページは、ランディングページとも呼ばれユーザーが最初にアクセスするページです。
このデータを元に直帰率を下げる工夫ができそうです。
・アクセス詳細
通常のアクセスに加えて、TwitterやFacebookなどのソーシャル経由でのアクセスを解析できます。
ソーシャルからのアクセスがある程度あれば、検索アルゴリズムの変更にも強いサイトができそうです。
・ユーザー属性
どんなユーザーか推測して解析します。
ネットリテラシー度はどうやって判定しているのか!?
・訪問組織
どんな組織からのアクセスかを判別します。
例えば、観光サイトであれば修学旅行の学校向けコンテンツを充実させたり、
旅行会社向けのコンテンツを追加したりなど、組織に合わせた情報を提供できるようになりそうです。
・広告コンバージョン
広告と連動させればコンバージョン率を測定できます。
端末別に分析することもできます。
Yahoo!アクセス解析設定方法
Yahoo!プロモーション広告の管理画面にログインします。
(まだ未登録の場合は、無料登録できすぐにPPC広告が配信できるので登録がおすすめ)
画面に従い設定を行います。
Yahoo!アクセス解析は、Yahoo!タグマネージャとの連携が必要です。
(様々なサービスを一元管理できるタグサービスです)
連携が終われば、解析したいページに埋め込むタグを取得します。
「Yahoo!タグマネージャ」タブをクリックし「ユニバーサルタグ」を「取得」します。
タグを取得したら、解析したいサイトに設置します。
WordPressなら、HTMLウェジェットを使えばOKです。
まとめ
アクセス解析といえばGoogleアナリティクスが一般的ですが、
Yahoo!アクセス解析も使い勝手が良いのではないかと感じました。
専門用語が少なく、一般的に使われている用語が多いので取っ付きやすい印象です。
メニューなどの配置も直感的に操作できると思います。
一方で、無料とはいえYahoo!プロモーション広告に登録しなければいけないので、
導入に一手間必要です。
しかし、一旦登録してしまえば使いやすいアクセス解析だと感じました。
アクセス解析好きならぜひお試しください!